N3は転換点です。文法のつながり、節の連なり、見出しを越えた読解。小技よりも幅と持久力が要ります。いちばん効くてこは、語彙と漢字と理解をいっしょに育てる、頼れるルーティンです。
N3が求めるもの
- 数百の新しい漢字と、たくさんの熟語
- 豊かな文法(原因、譲歩、推量、義務、強調など)
- 長めの文章と、より自然な速さの聴解
16〜20週の計画
- 文法のしくみ(1〜10週)
- 五十音順ではなく、働きで学ぶ(仮定、譲歩、強調)。
- ニュアンスをつかむ短い対比の組を作る(〜わけだ と 〜はずだ、〜ものの と 〜けれども をN3の範囲で)。
- 語彙とコロケーション(1〜20週)
- 1日20〜30。単語よりフレーズ単位のカード(動詞+名詞)を。
- 文体のメモ(硬い・くだけた)と、よく使う相方を添える(問題を解決する、注意を払う は上のレベルだが見知っておく)。
- 漢字:部品と家族(1〜20週)
- 部首と音符の手がかりでまとめ、1日12〜18字を筆順つきで。
- 似た形はいっしょに練習して、混ざるのを防ぐ。
- 読む体力(4〜20週)
- 1日20〜30分、自分のレベルで。段落ごとに日本語で要約する。
- 役割にラベルを:背景 → 主張 → 例 → 対比 → 結論。
- 聴解(1〜20週)
- 集中型(繰り返し/シャドーイング)と多聴型(通して聞く)の日を交互に。
週末:時間を計る読解と聴解のセクションを交互に。
週ごとの骨組み
- 1〜2週:診断のセット、誤りの記録を作り、文法の家族を始める。
- 3〜6週:働きで分ける文法を広げ、長めの読解へ。
- 7〜10週:文法+読解+聴解をつなぐ。最初のフル模試。
- 11〜16週:量と固め。時間制限セットで速さを上げる。
- 17〜20週:弱い家族を閉じ、語彙と漢字の速度を保ち、テストの間隔を広げる。
誤り直しのループ
記録に列を作ります:項目 → 理由(文法・語彙・漢字・速さ)→ 直し → 証拠(新しい文かカード)。毎週ループを閉じましょう。
- 例:〜わけではない を読み違えた → 直し:対比の組を3つ。証拠:3文を書き、元の文章の中で2か所を読む。
試験の戦い方
- まず設問文を読み、必要な情報を先回りする。
- 段落の設問では、選ぶ前に働きを素早くラベル付けする。
- 聴解では、音声が始まる前に設問文から答えを予測する。
読解の練習
- 二回通し:構成をざっと見る → 細部を読む。
- 文章ごとに、一文の要約と、ひとつの自由な問いを書く。
- 文章ごとの時間を計り、速さの伸びを追う。
N3での漢字固め
- 音符の並びで音読みを予測し、熟語で確かめる。
- 似た形は筆順つきで並べて書き、切り分ける。
- 読解で繰り返し出る、小さな主題別の熟語リストを作る。
素材
- JLPTの公式例題、音声つきのN3レベル別読み物・ニュース
- 自分の読み物から拾ったコロケーション(動詞+名詞)のリスト
- 筆順つきの、部品・音符でまとめた漢字の家族
指標
- 文章ごとの読解時間、要約の質(段落に一文)
- 部品グループごとの漢字認識の正確さ
- 短いセットでの一度目の正答率
- 週ごとに本当に解消した誤りの割合
Kanji KoiがN3で役立つところ
- 部品と音符でまとめることで、新しい家族の認識が速まります。
- 案内つきの筆順アニメーションが、取り違えを減らします。
- コロケーション向きのカードで、「動詞+名詞」をきれいに収められます。
- 適応型SRSで、復習の山をつくらずに1日20〜30を保てます。
- オフラインで使えるので、持久力のための短い練習を重ねられます。
読解と聴解の記録をKanji Koiのカードに結びつけましょう。文章が新しい熟語を出してきたら、音声と、あとで本当に読み返す例文を添えて、フレーズ単位のカードにします。
よくある質問
- Q:漢字と語彙、どちらを先に?
- A:熟語とコロケーションで結びつけて、両方を。
- Q:フル模試の頻度は?
- A:中盤から1〜2週に1回。テストより見直しに時間を。
- Q:文法が混ざらないようにするには?
- A:働きで学び、対比のミニペアを書きましょう。
筆順と共通の部品を並べて見ると、漢字は早く「はまり」ます。