SRSは、カードが単純で学習が短いときに効きます。目指すのは確かな想起であって、百科事典のようなカードではありません。問いをすっきりさせ、毎日の時間を守り、実際に読んだもの・聞いたものから中身を足していきましょう。
何か月も生き残るカード設計
- 表:問いはひとつ(語、読み、意味)。裏:短い例文+音声。
- 1枚に1つの情報。複数の要素は分ける(意味/読み/例)。
- コロケーションは単語よりフレーズ単位で(問題を解決する)。
- 漢字なら、価値の高い熟語をひとつと部品の手がかりを。
役に立つ設定(目安)
- 1日の新規カード:予定に応じて15〜30。低めから始めてゆっくり上げる。
- 復習の上限:1日20〜30分以内。超えるなら新規を減らす。
- 兄弟カード(同じ語で問いだけ違う)は後回しにして、ヒントを与えないように。
- 何度も外すカードは一時停止し、よい例文で作り直す。
積み上がる習慣
- 毎日同じ時間に復習して、集中を安定させる。
- 読む・聞くで出会ったその日にカードを足す。
- 手強い項目は声に出して読む・書く。使う感覚が多いほど記憶に残ります。
- 短い「誤りの検死」を:なぜ外したか。直し方 → 証拠。
生の素材からデッキを育てる
- 読む・聞く1回につき3〜5項目を拾う。
- また出会う接続表現、コロケーション、熟語を優先する。
- 話題(JLPTレベル、分野、音符の並び)でタグを付けて、狙った学習に。
つまずきやすい点
- 裏面に文法の作文を詰め込む。分けて簡単に。
- 調子のいい日に新規を入れすぎる。明日の自分を守りましょう。
- リストだけで学ぶ。SRSを生の素材につなげば、語が文脈ごと戻ってきます。
見ておきたい指標
- 1日の復習時間(分)と正答率の推移。
- 追加した新規カードと、一時停止した手強いカードの釣り合い。
- 読み物1000語あたりの未知語(減っていれば力が移っている印)。
小さな対処法
- 予定がいっぱい? 復習だけ、新規はゼロ。
- 止まったカード? 例文を入れ替え、発音か漢字のメモを足す。
- 簡単すぎる? 1週間だけ新規を+5にして、また見直す。
Kanji Koiの使いどころ
- 短い毎日の学習に合わせた適応型SRS。
- 漢字カードのための部品の分解と筆順アニメーション。
- 音声つきの、コロケーション向きの問い(動詞+名詞)。
- 移動中でも連続日数を守るオフラインモード。
Kanji Koiでは手強いカードにタグを付け、よい例文とともに間隔を置いて戻してもらいましょう。読む前に部品の復習を5分挟むと、認識が跳ね上がり、翌日のSRSが軽く感じられます。
漢字が待ち行列を詰まらせるなら、10分だけ部品でまとめた筆順つきの学習に切り替えて。